新型コロナウイルス緊急対策１次分 臨時議会＠唐津市議会
４月２７・２８日に召集された臨時議会では以下のことが答弁されました。
今回を第一次として、引き続き 支援策が打たれることが確認されています。
・当初予算において予備費とした予算については、大雨などの天災に対応するため新型コロナウイルス対策の財源には考えていない
・ボートレース事業の収益分を、これまでは「公共施設整備基金」「響創のまちづくり基金」に積み立ててきたが、新型コロナウイルス対策の財源とすることについては協議中
・感染症対策事業費分で、マスク、防護服、使い捨て手袋、消毒剤などを購入。
マスクの入荷は２０万枚を予定。入荷については事業者と調整。
現在の在庫は１０万５０００枚ほど。腎臓機能障害、心臓機能障害、呼吸器機能障害で障がい者手帳をお持ちの方と母子健康手帳の交付を受けた妊娠中の方が約１８６６人に対してマスク１０枚ずつを郵送。
役所でも、マスク着用、手洗い、手先消毒、換気、窓口でのビニールや透明板による仕切りを実施。
・雇用調整助成金の手続きが複雑で、求められる社会保険労務士数が足りていない。社会保険労務士会に相談し、市が行ってきた相談事業（窓口、訪問、外部専門家）を強化。
・市内事業者への支援助成金については、連休中も受付を行う。感染防止のため、郵送による申請を主とし、申請受付から１４日以内の振り込みを目指す。
「唐津市持続化支援助成金」の申請を受け付けます【申請期限：7月31日】／唐津市
唐津産佐賀牛の販売促進については、早い段階で新聞等でも報道されていましたが、引換券の販売や、肉の受け渡しで外出を促し「密集」を作ることのないようにという事と、５月中旬から販促に入りたいということでしたが、対面受け渡しの方法である場合、新型コロナウイルスの感染者確認状況次第で時期を慎重に考えることも視野に入れるようにしていただきたいということで、委員長報告への質問を行いました。
今回の財源の多くをカバーしている（約３憶５０００万円）「ふるさと寄附金」ですが、人気のメニューが佐賀牛です。海外への輸出、都市圏などの外食低迷による消費の激減で肥育農家さんが危機的であることから提案された事業です。
家計に余裕のある方は、ご家庭で佐賀牛を食べて応援をお願いいたします。
提案された唐津産佐賀牛販促支援補助金については、注文や受け渡しに、外出・接触のない方法を工夫されることを委員長への質問の中でも触れました。
委員会でも感染防止に配慮を、という意見だったようです。
