新型コロナで全国小中高校 休校要請
昨日、18時を回ってから出された政府発表で、市内関係者 保護者が騒然となっています。
発表後からSNSは、この話題が並び、内田良さんのヤフーニュースには、すぐに2万5千件を超えるコメントがつきました。
県外離島の学校では、休校は様子をみるのが現実的だという話も出ているようです。
唐津市内でも、学校ごとに児童の数も違えば、家庭の保護者の状況も違います。
友人などは、シングルで子育てしていますが、休校になれば家に子どもだけ残して仕事へ行かなければならないでしょう。
命や健康より大事なものはないと、理屈では思っても、働かなければ収入が減るならば労働と、命・健康は一つながりのものです。
一昨年だったか、夏の豪雨で土砂崩れも起きている中、農家さんが、おじいちゃん・おばあちゃんは家に残して、ビニールハウスでキュウリの収穫をされていたのもそう。「命が助かっても、食っていけなくなったらどうしようもない」と仰っていました。
税金を払っている割に、保障の少ない社会です。
仕事を休めるように経済支援策を出す、中止されるイベント等によって生まれる損失にも支援策を・・・(経済産業省のHPに掲載されている分もあります)。
国の予算を、家庭や事業者が、新型コロナ対策を第一に考えられるような保障に使うこととセットで、学校については、家にいれる児童は休んでも欠席扱いしないだとか、給食や卒業式の調整だとか色々あるなかで、選択肢として何が可能かを、みんなに分かるように示してほしかったところです。
昨夜の時点では、児童クラブや保育所・幼稚園は、対象外と認識していますが、思い切った発表の割に実効性はあるのかどうか。家の誰かが感染して帰ってきたら、家庭内で感染してしまいます。
社会全体の予防策の取り組みも同時に必要です。
病院へ検査に行って感染するかもしれないリスクを思うと、韓国のドライブスルー方式は知恵だと思います。
休校になろうと、なるまいと、感染防止には努めましょう。
いま、関係者それぞれ 不安や戸惑いを抱えていると思います。
方針を出すのが遅れるほど、その後の具体的な連絡や調整も遅れてしまいます。
方針が出たら、協力しあうと同時に、わが子の健康を守るためにどうするか考えたとき、全体の方針と異なる選択もあろうかと思います。そういう選択肢を潰してしまわない策が出ることを期待しながら注視しています。