望と某と紡と世界と

好きなものは SEKAI NO OWARI、Radwimps、宇宙兄弟、ちはやふる、深夜のダメ恋図鑑、BASARA、宮崎駿作品など

部活動と学力に関連はあるか

日本教育新聞に、長沼豊教授(学習院大学)の調査結果・分析が掲載されていました。

 

佐賀県が出てますよ( ゚Д゚)見てみましょう。

 

学力順位(部活動時間が長い順)

1位 福井県(43位)

2位 石川県(20位)

2位 秋田県(31位)

4位 富山県(39位)

5位 静岡県(26位)

5位 東京都(38位)

7位 兵庫県(14位)

 

41位 福島県(34位)

41位 滋賀県(37位)

41位 岩手県(44位)←部活動全員加入制

44位 高知県(16位)

45位 鹿児島県(19位)

46位 佐賀県(7位)

47位 沖縄県(9位)

 

大見出しは「部活動短い県、学力上位」です。

 

部活動時間の長さは、1週間当たりの平均値で東日本790分、西日本825分。文科省が公表していた2017年度の全国学力・学習状況調査の結果では、一日の部活動時間が1~2時間の層が最も平均回答率が高かったようです。

 

「適度に部活動をしている生徒の学力が最も高く、あまり活動をしない(または全くしない)生徒と、部活動をやり過ぎている生徒は、それより学力が低くなっている」と長沼教授。

言われてみれば、最もなことで、適度に体を動かせば血の巡りもよくなり、エネルギーやストレスを発散させ、心身ともに健康になり、栄養の吸収や睡眠の質もよくなりそうですね。

 

つまり、学校の勉強に限らず、適度に体を動かし休めながらが、集中力をいい状態に保てますよ。ということでしょうか。学校の成績が全てだとは考えていません。世の中には、もっと多様なモノサシがあって、人生とは、自分らしく自分が活きる場所を見つける旅のようなものだと思っています。

家で勉強しないのに、良い成績を保っているお子さんを知っていますが、学校で集中して勉強できているようです。家では、しっかり遊ぶ・食べる・寝ているようです。「何時間 勉強したか、部活動をしたか」より、「何時間 眠ったか、ちゃんと空腹を感じられているか、食べているか」を大切にしたいと思いました。

 

唐津市では、令和2年度「中学校部活動指導員配置事業」の予算を今議会に提案されています。(添付データ、54ページ(PDFの58枚目))

https://www.city.karatsu.lg.jp/soumu/shise/shisaku/gian/documents/toushoyosangaiyou.pdf

4名の配置で、一部 実現できるところに限られていますが、先生方の激務改善に繋がり、生徒さんたちの学校生活も良くなることを期待します。