I will not forget
https://www.city.karatsu.lg.jp/kankou/event/2020-02-22hina.html
今日から３月８日まで、ひいな祭りです。
担当課が「観光課」になっていますが、旧唐津銀行は、東京駅と同じく辰野金吾氏の設計、旧大島邸や鯨組主中尾家屋敷も文化的な建築物です。
文化財が、文化として遺っていくのが難しい昨今です。
唐津駅から歩いて回れるのは、旧唐津銀行・旧大島邸・埋門ノ館。古代の森会館・鯨組主中尾家屋敷へ行くなら、車がいいかと思います。
以前、議員はどこどこの行事に来ているなどではなく、政策的な発信を。という声をいただきました。お気持ちは分かると同時に、議会は「どこどこの行事」のための補助金なり交付金の予算を可決しています。どう使われているのかを知るには、行かねばなりませんし、行ったからといって、すぐさま政策的なコメントを発信することが良いとは限らないと思います。
前述のとおり、観光として取り組むのは、国全体の予算で見ても文化への投資が少ないからです。私がことある毎に、着物を身に着けるのも、文化を守りたいからです。消費者がいなければ、モノづくりの技術が失われてしまいます。着物ひとつでも、絶やしてしまえば、技術をもった職人が絶えることに繋がり、再興するのは困難です。地域から文化的な店がなくなってしまうのは悲しいことですし。本当は体を締め付ける服は好きではないのですが、昔の人はすごいと歴史に想いを巡らせる機会と思えば、、、。
仕事をしていると、「市民は忘れてない」というメッセージをいただくことがあります。誰が忘れても、私は忘れません。心身のバランスを崩すような仕事の仕方を続けてしまったこと、迷惑をかけてしまった人、心配してくれている人、十分な情報を求めることなく犯罪者のように見られること、普段 見せない痛みを抱えて生きている人が唐津にもいらっしゃること、、、I will not forget.
苦しんだ分、大切なものが浮き上がりました。
唐津よいとこ一度はおいで
