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唐津市議会 明日、開会

明日、3月2日、唐津市議会が開会します。

 

3月2日から25日まで。

 

9日から11日 議案質疑

12日から17日 一般質問(14・15日は土日で休会)

18日から23日 分科会(20~22日は連休で休会)

24日 分科会長報告、討論、採決

25日 委員長報告、討論、採決、閉会

 

私の一般質問は、二項目を検討しています。

1、自衛隊への個人情報の提供

高校を卒業する年齢の全ての人の「氏名、住所、性別、生年月日」が印字して提供されています。公共性のある目的のための住民基本台帳の閲覧は、民間人・団体にも認められていますが、認められているのは、窓口での手書き写し対応です。

地方自治体は、自衛官募集に係る事務に関することに協力するようになっていますが、その内容に「個人情報の提供義務」はなく、防衛大臣も「提供される本人の申し出によって、提供を止められる」と説明しています。

しかし、実態は、提供されている当事者たる高校生と保護者は、提供の事実を知りません。知らないのだから、申し出ることは不可能です。

また、対象年齢者に絞る作業を行政職員が行ったうえで提供しているなら、生年月日は不要であるはずです。

他への対応と同じ対応(窓口で書き写し)をしている自治体もあれば、住民が声を上げたことにより、申し出による提供停止の対応を行う自治体もあります。

唐津市論点データ集では、4割の高校生は進学していますので、印字提供されているうち、約4割は提供の目的にそぐわないことになります。

 

2、乳幼児のための有事の備えについて

まず一点目に、備蓄食料に液体ミルクを検討できないか。現在、クッキーや非常食ごはんを主に備蓄食料の発注が行われています。液体ミルクは消費期限があまり長くないことが難点です。しかし、災害・避難についての講演を聞いた際、「小さい子どもは、普段 食べなれないもの、おいしくないものは食べない」とおっしゃっていました。確かに・・・。また、粉ミルクは、作る際の衛生上の課題もあり、水や容器がいらない液体ミルクの検討も必要ではないかと思います。

万一のとき、必要とされる全量の供給を用意することは、困難なこともあり、備蓄食料で期限が迫ったものは、イベントの際に「お試し」配布して、個々に購入を考えていただくことも必要ではないでしょうか。

二点目に、安定ヨウ素剤の配布について。原子力災害が起きた場合に必要となるものです。内部被ばくするかもしれないタイミングで服用することで、放射性ヨウ素甲状腺へ溜まるのを防ぎ、内部被ばくによる甲状腺がん甲状腺機能低下症の発症リスクを低減させてくれるものです。子どもの方が、甲状腺がんなどのリスクが高いと言われています。

公開されている資料によると、生後1カ月未満 1540人分、生後1カ月~3歳未満 6200人分、3歳以上 54万人分の備蓄があるはずです。しかし、いざ受け取りが必要なとき、幼い子どもを連れて受け取りにいけるでしょうか。大人も普段と違う緊張感をもっている状態で、赤ちゃんは泣くのではないでしょうか。そのとき、親御さんも「すいません」と身を小さくすることになりはしないか、受け取りを諦めてしまわれないか、「うるさい」「静かにさせろ」という声が出てきはしないか・・・。心配事は尽きません。

唐津市は、1歳6か月健診、3歳児健診の受診率が高いですし、あるお母さんは「子どもの健診だから仕事を休むけれど、安定ヨウ素剤を持っていた方がいいと思っても、そのために仕事は休めない」とおっしゃっていました。

ですので、この健診に一工夫して、場所が許す範囲、県との調整ができる範囲からでいいので、安定ヨウ素剤の配布ができないかと思います。

このやり方には、もう一つ、メリットがあると思っています。ママ(パパ)たちが、みんなで「安定ヨウ素剤の説明」を聞くことで、後から疑問が出たときに話しやすくなるということ。

 

今、予定している範囲では、このように考えています。

 

議会の詳細は、追ってお知らせします。

www.city.karatsu.lg.jp